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脚光を浴びるクロッフルとは?本場韓国と日本クロッフルの違い

公開日:2024.05.03
更新日:2024.05.10

クロッフルが日本で人気を集めて早3年ほど。今なお、人気は右肩上がりです。そんなクロッフルですが、いまだに「クロッフルって何?」と疑問を抱いている方も多いのではないでしょうか。そこで、この記事は以下のポイントについて解説していきます。

・クロッフルとは
・クロッフルとクロワッサンの違い
・韓国と日本のクロッフルの違い
・クロッフルを食べられるお店


「なぜクロッフルが人気なのかわからない……」「お店でクロッフルを見たけど、まだ食べたことはない……」など、少しでもクロッフルに興味がある方は参考にしてみてください。

編集者

SHUN HONKE

宮崎県初のクロッフル専門キッチンカーカフェ『kukuna cooffe』オーナー。Webマーケティング・クリエイティブ制作を中心に飲食店をサポート。趣味のキャンプを通じてコーヒーの魅力にハマる。その後、コーヒーの研究を重ね、ハンドドリップコーヒーを提供するキッチンカーカフェをOPEN。今後は、宮崎県の食文化を盛り上げることに尽力。

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    クロッフルとは?

    そもそも、クロッフルとは「クロワッサンとワッフル」を合わせた造語。要するに、クロワッサン生地をワッフルメーカーで焼いたスイーツを”クロッフル”と呼びます。

    クロワッサンの食感とワッフルのようなモチっとした食感を楽しめるとあって、クロワッサンとワッフルのいいとこ取りをした「ハイブリッドスイーツ」と呼ばれることもあります。

    そんなクロッフルですが、発祥は韓国。視覚に訴えるようなインスタ映えするスイーツが多い韓国ですが、クロッフルもそのひとつといえます。近年では、クロッフルを専門とするお店が増えていることから、今後の発展に期待が持てます。

    ▶関連記事:韓国で流行「クロッフル」の正体とは?お家で作れるアレンジレシピ


    クロッフルとクロワッサンの違い

    「結局、クロッフルとクロワッサンは何が違うのか?」

    クロッフルとクロワッサンの大きな違いは「焼き方」です。クロワッサンはオーブンで焼き上げるのに対し、クロッフルはワッフルメーカーでプレスして焼きます。そのため、クロワッサンはふわっとした食感ですが、クロッフルは”外はサクッと中はモチッ”とした食感に仕上がります。

    クロワッサンは「パン」
    クロッフルは「新感覚スイーツ」


    と考えてよいでしょう。

    クロッフルが人気を集めた3つの理由

    ここ数年、日本でも人気を集めているクロッフルですが、そこには大きな3つの理由があると考えられます。

    1. 見た目が可愛らしい
    2. 自宅で簡単に作れる
    3. 日本人の韓国好き


    1. 見た目が可愛らしい

    クロッフルが人気になったのは、なんといっても見た目の可愛らしさでしょう。ひし形に凸凹模様、その上にホイップクリームやフルーツ、アイスなどがトッピングされると、ついつい写真を撮りたくなるものです。

    実際、Instagramの「#クロッフル」の投稿数は15.3万件(※)以上。みんなさまざまなクロッフルを投稿しています。

    見た目が可愛らしく”インスタ映え”するものが多い韓国スイーツ。その中でも、クロッフルは味・見た目を兼ね備えた新感覚スイーツであるといえます。

    (※)2024年5月現在

    2. 自宅で簡単に作れる

    クロワッサンを家で作る方は少ないかもしれませんが、クロッフルは自宅でも簡単に作れます。作り方はとても簡単で、冷凍クロワッサンをワッフルメーカーで焼くだけ。

    自宅にいる時間が長くなったコロナ禍以降、手軽に作れるクロッフルが人気を集めたと考えられます。たしかに、自宅で簡単に韓国スイーツを作れるとちょっと気分も上がりますよね。また、自宅にあるものをトッピングして自由にオリジナルクロッフルを作れるのも大きな魅力といえます。

    美味しいクロッフルの作り方は、以下の記事を参考にしてみてください。

    ▶関連記事:【簡単】プロが教えるクロッフルの作り方!材料やコツを解説


    3. 日本人の韓国好き

    韓国で流行ったものが日本にやってくることは珍しくありません。近年では、トゥンカロンやマリトッツォ、チーズハットグなどが良い例でしょう。東京の新大久保に行けば、さまざまな韓国グルメを堪能でき、クロッフルもそのひとつです。

    TWICEやBTSなど、韓国アイドルが日本でも人気なように、スイーツやグルメなども韓国の影響を受けやすいことがよくわかります。

    本場韓国と日本のクロッフルは違う?

    クロッフル発祥の地である本場韓国と、日本のクロッフルに大きな違いはありません。お店によってクロッフルの焼き方などはさまざまですが、日本でも本場の味を楽しめると思っていいでしょう。

    韓国と日本でクロッフル自体に違いはありませんが、トッピングの種類は少し異なります。フルーツやアイス、ブラウンチーズなどが一般的な韓国に対し、日本ではわらび餅やあんバターなど、和菓子のようなクロッフルを提供しているお店が数多くあります。

    そのため、韓国と日本では少しテイストの違うクロッフルを楽しめます。今後も新しいクロッフルが誕生することに期待が膨らみます。

    日本でクロッフルを食べられる場所

    クロッフルを食べたいと思っても、どこで食べられるのか疑問ですよね。日本でクロッフルを食べられるおもな場所は以下の4つです。

    ・カフェ
    ・クロッフル専門店
    ・ホテル
    ・キッチンカー


    カフェ

    日本では、カフェの一部メニューとしてクロッフルが提供されていることがあります。

    有名どころでは、韓国をモチーフにした「MUUNSeoul(ムーンソウル)」クロッフルのほかにもマカロンやオリジナルドリンクが楽しめるお店とあって、人気を集めております。

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    基本的にクロッフルは韓国カフェで食べられることが多いですが、最近では一般的なカフェでも提供されるようになってきました。それだけクロッフルが人気で評判がいいという見方もできます。

    今後もさまざまなカフェで新メニューとして提供される可能性があるので、お気に入りのカフェのメニューはチェックしておきましょう。

    クロッフル専門店

    日本にはいくつかのクロッフル専門店があります。東京では「marimari(マリマリ)」などが有名で、今では日本全国にクロッフル専門店が広がっています。

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    marimari 浅草店(@marimari_croiffle_tokyo)がシェアした投稿



    クロッフル専門店の魅力は、さまざまなクロッフルを食べられること。季節のフルーツやホイップ系、さらにはアイスをトッピングしたメニューなど、何度言っても飽きることはないでしょう。

    いろいろな種類のクロッフルを食べたい方は、お近くのクロッフル専門店を探してみてください。

    ホテル

    一部ホテルでもクロッフルが提供されています。中でも、東京のキンプトン新宿東京ではNYチーズケーキをサンドした贅沢なクロッフルを楽しめます。

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    ホテルのクロッフルは値段がとても高いですが、その分使用する食材などは一級品。自分へのご褒美や記念日などに検討してみてはいかがでしょうか。

    キッチンカー

    近年増え続けているキッチンカー。そんなキッチンカーでもクロッフルを提供しているお店があります。

    たとえば、宮城県や山形県を中心に活動している「FraN」や宮崎県を中心に活動する「kukuna coffee」など。キッチンカーは、固定された場所ではなくさまざまな場所に出店するのが魅力のひとつです。家の近くのスーパーや雑貨屋さんなどに出店する可能性があるので、SNSやホームページなどはチェックしておきましょう。

    まとめ

    クロッフルは韓国発祥のスイーツで「クロワッサンの生地をワッフルメーカーで焼いた新感覚スイーツ」です。クロワッサンとは違い、どちらかというとスイーツに近いイメージ。その見た目の可愛らしさや自宅でも簡単に作れることから、近年では日本でも人気を集めています。

    そんなクロッフルですが、専門店をはじめ、カフェやホテル、キッチンカーなどでも提供されており、さまざまな場所で食べられます。

    2024年2月にオープンしたキッチンカーカフェ「kukuna coffee」でも9種類以上のクロッフルを提供しています。「少し韓国気分を味わいたい」「どんな食感なのか気になる」そんな方は、お近くのクロッフル専門店を探してみてはいかがでしょうか。