韓国で流行「クロッフル」の正体とは?お家で作れるアレンジレシピ
「最近よく見かけるけど、クロッフルってなに?」
「クロッフルってなんで人気なの?」
2020年ごろから日本でも流行し始めた「クロッフル」しかし、クロッフルの正体をよく知らない方も多いでしょう。そこで、この記事では以下のポイントについて詳しく紹介していきます。
・クロッフルとは
・クロッフルが人気の理由
・クロッフルの作り方
・クロッフルのアレンジレシピ
この記事を読めば、クロッフルの正体や人気の理由がわかります。クロッフルについて少しでも興味がある方は、ぜひ参考にしてみてください。
編集者
SHUN HONKE
宮崎県初のクロッフル専門キッチンカーカフェ『kukuna cooffe』オーナー。Webマーケティング・クリエイティブ制作を中心に飲食店をサポート。趣味のキャンプを通じてコーヒーの魅力にハマる。その後、コーヒーの研究を重ね、ハンドドリップコーヒーを提供するキッチンカーカフェをOPEN。今後は、宮崎県の食文化を盛り上げることに尽力。
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韓国スイーツ「クロッフル」とは?
クロッフルの正体は、クロワッサンの生地です。クロワッサンの生地をワッフルメーカーで焼いたスイーツを「クロッフル」と呼んでいます。
クロッフルとは、韓国で流行したあと日本でも話題になった、いわば「韓国スイーツ」のひとつ。これまでも、マカロンやトゥンカロン、ダルゴナコーヒーなど、日本は韓国の影響を受けやすい傾向にあります。
実際、農林水産省が発表した「2021年流行スイーツ予想」では、台湾カステラやカヌレと並んで取り上げられたほどです。タピオカのような爆発的ブームになっていないことから、これからも廃れることなく人気が続いていくかもしれません。
▶関連記事:今の流行はクロッフル!韓国発祥の人気スイーツを徹底解説
クロッフルが人気になった3つの理由
クロッフルがなぜ日本に受け入れられたのか。その理由は、大きく3つあると考えられます。
1. 食感が新しい
2. 自宅で簡単に作れる
3. アレンジしやすい
ひとつずつ紹介していきます。
1. 食感が新しい
クロッフルは、クロワッサンの生地をワッフルメーカーで焼いているので”外はサクサク・中はモチモチ”の食感を楽しめます。
「ワッフルだけでは表面のサクサク感・パリパリ感がなく、クロワッサンだけでは中のモチモチ感が少ない……」そんな2つの良いところが合わさったのがクロッフル。よく、ハイブリッドスイーツとも呼ばれていますが、まさにありそうでなかったスイーツといえます。
2. 自宅で簡単に作れる
クロッフルは、自宅で簡単に作れる点も人気になった理由のひとつです。ワッフルメーカーがあれば、あとはクロワッサンの生地を買うだけなのでとても簡単。
この手軽にスイーツを作れるという体験が、当時コロナ禍だった日本人の心に刺さったと考えられます。パン作りやお菓子作りが得意な方は、クロワッサンの生地作りに挑戦するのもいいでしょう。
3. アレンジしやすい
クロッフルの魅力は、なんにでも合うことです。ホイップクリームを乗せるもよし、アイスクリームをトッピングするもよし、シンプルにはちみつで食べるもよし。自宅にあるもので簡単にアレンジできるので、さまざまな味を楽しめます。
自分の好きなアレンジを加えて、のんびりとティータイムを過ごすのもいいでしょう。
クロッフルは自宅で作れる?材料や作り方
ワッフルメーカーさえあれば、クロッフルは自宅でも作れます。必要な材料は以下のとおり。
●材料(1個分)
・冷凍クロワッサン……1個
・バター……お好み(なくてもOK)
・はちみつ……適量
・粉糖……適量
クロワッサンの生地を1から作るのは大変なので、市販の冷凍クロワッサンで代用します。冷凍クロワッサンにはすでにバターが含まれているので、追加で入れなくても問題ありません。バターを入れすぎてしまうと焦げの原因にもなりますし、ワッフルメーカーからバターが溢れることがあるので注意しましょう。
▶関連記事:【簡単】プロが教えるクロッフルの作り方!材料やコツを解説
クロッフルの作り方
具体的な作り方は、以下のとおりです。
1. 冷凍クロワッサンをクッキングシートやアルミホイルのうえで15分ほど解凍します(少し生地が柔らかくなり、バターが出てきたら完了)
※今回は三友フーズの冷凍クロワッサンを使用します
2. 冷凍クロワッサンを解凍している間にワッフルメーカーを温めます
※今回は手動ワッフルメーカーを使用します
3. 解凍した冷凍クロワッサンをワッフルメーカーに並べ、蓋をします(無理に閉めなくても焼いていると閉まってきます)
4. 電気ワッフルメーカーの場合は5分程度、手動ワッフルメーカーの場合は中弱火で片面2分程度焼きます
5. 焼き色がしっかり付いたらクッキングシートなどの上で粗熱を取ります(余熱で中まで火を通すため)
6. 最後にお好みではちみつや粉糖をまぶしたら完成です
冷凍クロワッサンを解凍して焼くだけなので、工程自体はとても簡単です。注意点としては、ガス火やIHヒーターを使う場合の火加減です。バターが入っている分焦げやすくなっているので、こまめに焼き加減を確認しましょう。
【すぐに真似できる】クロッフルのアレンジレシピ
クロッフルはそのまま食べても美味しいのですが、トッピングを加えることでさらに美味しく仕上がります。ここでは、代表的かつ私が試して美味しかったアレンジレシピを紹介します。
アイス
定番中の定番ですが、クロッフルとアイスの相性は抜群です。バニラアイスやチョコアイスをトッピングすることで、夏にも楽しめる一品になります。
また、アイスの上からチョコソースやキャラメルソースをかけても美味しいので、ぜひ試してみてください。
コーティングチョコ
コーティングチョコも、クロッフルとの相性は抜群です。湯煎して溶かしたチョコをクロッフルにかけて冷やすだけ。少し手間はかかりますが、お菓子作り感があってお子さんと楽しめます。
また、チョコが固まる前にナッツやドライフルーツをトッピングすると、見た目も鮮やかな美味しいクロッフルに仕上がります。
ホイップクリーム×フルーツ
こちらも定番、ホイップクリーム×フルーツ。ホイップクリームの甘みとフルーツの酸味が合わさって絶品です。
フルーツは好きなもので問題ありませんが、おすすめはバナナ・いちご・マンゴなど。アクセントに砕いたナッツやピスタチオを加えると、食感も変わって最高です。
ハニー×チーズ
はちみつとチーズを合わせた「通称:ハニチー」ピザ用チーズをバーナーやトースターで溶かし、そのうえからはちみつをかければ完成です。はちみつの甘みとチーズが合わさって絶品です。
仕上げにブラックペッパーをかければ、さらに味が締まります。
あんこ×バター
あんことバターを合わせた「通称:あんバター」そもそも、クロワッサン自体はオーストリア発祥のパンですが、和のあんことの相性は抜群です。
ほかにも「きな粉×黒蜜」「わらび餅」など、和菓子と合わせることで、一味違った味わいを楽しめます。意外となんでも合うので、試してみてください。
まとめ
クロッフルとは、クロワッサンの生地をワッフルメーカーで焼いた韓国発祥のスイーツです。「サクサク」「モチモチ」を両方味わえる新食感スイーツとして、日本でもたちまち注目を集めました。
クロッフルは、ワッフルメーカーがあれば自宅で簡単に作れます。作り方は至ってシンプルで、解凍した冷凍クロワッサンをワッフルメーカーで焼くだけ。バターを多く含んだクロワッサン生地の場合、焦げやすいので注意が必要です。
アイスやチョコレートなど、トッピング次第でアレンジレシピを楽しめるのも魅力です。一度クロッフルを食べてみたいという方は、クロッフル専門のキッチンカーカフェ「kukuna coffee」にお立ち寄りください。